東京都港区のウェブサイト制作会社カベティーです。
一人で事業をされている、または数人で事業を営んでいる小規模事業者がブログで見込み顧客を集客するには、人となりが伝わる文章を書くことが効果的です。そのなかでも、事業の立ち上げから現在に至るまでの歴史を書くことは、事業者の人となりが伝わりやすくなります。
そこで、本記事では事業を立ち上げた方がご自身の事業の歴史について書くべき理由についてお伝えしていきます。
私の履歴書(日本経済新聞)、読んだことありますか?
日本経済新聞の名物コーナーに、私の履歴書という連続コラムがあります。ご存じの方も多いと思いますが、経済等の分野の著名人が、自らの半生を振り返って、自分の歴史を振り返るコラムです。
ニトリの社長である似鳥昭雄氏の「私の履歴書」は特に衝撃的で、おもわず単行本も買ってしまいました。
本コラムは、新聞の本稿よりも平易でわかりやすく、また本人でしかわからないドキュメントですので、興味深く読んでいる人が多いです。
なぜこのコーナーが人気があるかといえば、それはこのコラムが物語形式になっているからでしょう。人は、相手の今の姿しかわかりません。
どんな事業をしているのか、どんな顔なのか、どのような考えをもっているのか。
今の状態で、人かを判断しています。
でも、人はみんな赤ちゃん、子供、小学生、中学生、高校生と大きくなってきて、今があります。その時の話は、本人が言わない限りなかなかわからないですよね。
私の履歴書には、生い立ちから子供時代、青年時代のことも書かれていますし、事業を始めてからの苦労話も書かれているので新しい側面を知ることが出来るのです。
人はあなたのストーリーが読みたい
子供から大人まで、ストーリーを欲しがっています。ドラマ・小説・本・漫画。全部ストーリーです。
小さな事業者に対しては、どのようにしてその人が事業をはじめたのか、よちよち歩きのビジネスがここまで大きくなっているのかに興味をもっています。
そして、事業をしている人は、みんな筋のいいストーリーをかく才能があります。
才能?どういうことだろうと思われたかもしれませんね。
挑戦し、失敗し、成功する
というのも、事業をすること自体に、人がすきなストーリー展開が詰まっているのです。
小さなビジネスを続けて、ここまできた。その過程で、思わぬ出会いがあり、挑戦して失敗しながらも前を向いて進み続ける。これはストーリーのプロセスそのものです。
事業は自分の人生がかかっていますから、中途半端な覚悟ではできません。
特に設備投資をしている、人を雇用してる場合には覚悟が違います。どんな状況でも、前に進むしかないのです。その過程で、自然とドラマがうまれます。
今の自分を書き続ける
事業をしている人が著書を出したりすると、あたかも自分の才能できれいに事業を成功させて先を読んで当ててきたようにかかれています。本にはブログなどの記事よりも信頼性がありますから、読んでいたらこの人すごいなと思ってしまいます。
でも、本当は違うってこと、皆さんは知っているでしょう。
本は本当のことだけが書いてあるわけではありません。脚色もあれば、嘘もあります。
事業を始めるのも偶然の連続、たまたまの連続です。
自分の仕事のことを書いていると、いい意味でも悪い意味でも第三者の目が入っておらず、素朴ですが読みにくいです。
ダメな自分を書いていい
ですが、奮闘している姿はブログに味があります。後から振り返るとかっこ悪い部分もあるかもしれません。
でも、そんな姿を書いてしまって大丈夫です。むしろ、そんな姿を見せると、お客様はあなたのファンになってしまいます。
かっこ悪くてダメな自分でもいいじゃないですか。誰も完璧じゃないんですよ。
私もそうです、いろいろ言ってますが、まだまともに独り立ちしていません。ウェブサイト制作会社の代表としてまだまだです。でも、毎日必死にくらいついて、これまでの知識を生かしながら、現時点でプロとしてできることを書いています。
これから、ますますAIの発達で技術で差をつけられなくなる時代です。Wixというツールを使っていること自体、それをひしひしと感じます。逆に差別化できるのはストーリーだけです。
だから、ブログを書くなら唯一無二の、あなたのストーリーを教えてください。
もしかしたら、ここまで必死で進んできて、わすれてしまっているかもしれない。
なぜこの仕事をはじめたのか。
どんな出会いがあったのか。
どんな挑戦があったのか。
仕事のやりがい。
従業員の頑張り。
印象深いお客様とのやりとり。
仕事でアンテナがはっているあなたは日々の仕事の中で様々なことに気が付いているはずです。従業員とは比べ物にならないほど、事業に対して熱い気持ちがあります。
それをぶつけて書いてください。
書き方がわからない方は、カベティーに一度お話させてください。一緒にあなたの事業の魅力を引き出すストーリーを考えましょう。
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