東京都港区のウェブサイト制作会社カベティーです。
最近、毎日のようにSEO対策についてのお問い合わせをいただきます。世の中にはたくさんのビジネスがあるなと感じ、また幅広くお客様の問題解決があるなと実感します。世の中のビジネス上の問題は大半は解決策がありますね。
先日お問い合わせいただいたお客様は、ベンチャー企業関係の支援をされているお客様でした。
ウェブサイトを拝見したところ、幅広い段階で支援が可能でいらっしゃるご様子です。
また、ご相談内容としても、これまでのキャリアを生かしながら人事構築制度代行、資金調達、M&A、IPO、採用支援など幅広く対応が可能であり、自分のサービスを広めていきたいというご希望でした。
ベンチャー企業といっても、その状況は各社ごとにちがいます。どれ一つとして同じ会社はありませんが、ベンチャー企業は歴史がある企業よりも活気がある一方で企業の状況は全く違うでしょう。
ようやく資金を調達することができて会社を立ち上げたばかりの人、成長したいのに人が足りなくて困っている人、そろそろ新しい事業を立ち上げたいが、追加で資金調達をしたい人、会社を売却しようと考えている人など様々なです。
今回のお客様は、幅広くこれらのベンチャー企業に支援可能なノウハウ・スキルをお持ちでした。
支援内容が幅広い分野にわたっているので、それぞれの仕事をアピールしたくなりますが、SEOという観点でいえば、まずはどれかの分野に特化してその分野での記事を集中的に書くことをお勧めしました。
一例として、ベンチャーの採用が得意であれば、採用に関することを集中的に書きます。
福利厚生・給与・仕事のスケールでは、ベンチャー企業は大企業にはかないません。
正直な話、サービス残業もあり、福利厚生も整っていないですし、給与体系や評価もいい加減なことが多いでしょう。
売上があっても、ビジネスの成長のためにはそれ以上に広告宣伝費などにつぎ込んでいかなければならないので、経営の立場からは今年会社の成績がいいからと言って給料に反映させるわけにはいかないのです。
ハードワークなのに、給料が低い。これだけ見るとブラック企業です。
だからこそ、理念を説き、会社の成長で成し遂げたい目標を掲げて高らかに旗を打ち立て、大企業とは異なる形で知恵を絞って、汗をかいて、足を運んでどのように採用するかを考えることになります。
業界の不都合な慣習をなくして、売り手と買い手がコストを下げて取引できるプラットフォームを作るというのはその一例でしょう。
ストックオプションでニンジンをぶらさげることも大切ですが、それはあくまで補助的なものであり会社の理念に共感してくれる職員を採用することが大切です。
※ストックオプション・・・将来会社が成長して業績が良くなってきた場合に、会社の株を実勢価格よりも安く買うことができる権利。例えば、時価1000円の株式を100円で買う権利を1000個もつとすると、ストックオプションを行使すれば、1,000円-100円=900円の差額が利益として儲かる権利を1,000個もつとすると、900,000円の利益が得られる。
こうした環境でどうすれば採用活動がうまくいくのか。
採用活動がうまくいかないと、いつまでたっても創業者の個人商店の範囲を抜け出すことはできません。
成長しているベンチャー企業の社長は営業もできる、組織構築もできる、財務も強いという4番でエースのタイプが多いですが、それでは早晩頭打ちします。いわゆる年商の壁にぶつかるのです。
ここを突破していくにはやはり採用活動が大切です。
これまで培ってきたノウハウをブログとして公開することで、まさにその悩みを抱えている経営者に共感してもらいます。
たくさん記事を掘り下げて書くことも自分の専門分野であれば容易です。
ChatGPTに聞いて掘り下げると、
会社概要とビジョン
採用ポリシーと価値観
採用フローとプロセス
選考基準と評価方法
選考ステップと時間枠
募集職種と職務内容
チームや部署の紹介
組織文化や雰囲気の特徴
福利厚生と労働条件
成長機会とキャリアパス
ワークライフバランスの取り組み
新入社員研修やオンボーディングプログラム
社内イベントや活動
人事担当者や採用チームの紹介
採用成功事例や社員インタビュー
ダイバーシティ&インクルージョンの取り組み
リモートワークやフレックスタイム制度
教育支援やスキルアッププログラム
テクノロジーやツールの紹介
リクルーターとの連絡方法
インターンシッププログラムの紹介
採用に関するよくある質問と回答
グロースストーリーやビジネス成果
社会貢献活動やCSR活動
フィードバックと改善への取り組み
社員の声やエンゲージメント調査結果
採用イベントやセミナー情報
ブログやコンテンツ記事
連絡先情報と応募方法
採用情報の更新頻度と通知方法
とタイトルだけはすぐにだしてくれるので、これらを「ベンチャーの採用」という観点に絞って掘り下げていくのです。
これまでの経験を生かして具体的な体験談を交えて書けばオリジナリティがある文章、そのサイト運営者にしか書けない文章が出来上がり、Googleからの評価も上昇します。
こうして一つの分野について強いサイトが出来上がってから、ほかの分野についても伸ばしていけばいいのです。
得意なことが複数ある人は、あれも、これもと手を広げてもうまくいかない可能性がありますので、SEO的な観点でいえば、集中して自分の得意な分野に絞って書くことをおすすめします。